Herba HELVETICA

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エルバエルヴェティカ日本総代理店 有限会社日本エステル社

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植物について

ジュニパー Juniperus communis

ジュニパーの特徴

科名:ヒノキ科

エッセンシャルオイルの抽出部位:ベリー(漿果)またはブランチ(葉付枝)

エッセンシャルオイルの特性成分

 ベリー:α-ピネン、β-ミルセン、サビネンなど

 ブランチ:α-ピネン、サビネン、ツヨプセン

 

セイヨウネズとも呼ばれています。お酒のジンの香りとしても知られています。

ジュニパーJuniperusは、ケルト語で「渋い」を意味するjuniprusという単語を語源とし、古くから薬や香料として使われていたジュニパーの実に由来しているようです。

 

ジュニパーには災いから人々を守る力があると信じられてきました。聖母マリアは幼子イエス殺害を目論むヘロデ王から逃れエジプトへ向かった時、ジュニパーの枝で我が子を隠したと言い伝えられています。

 

中世においては、人々はジュニパーの枝を魔女の魔除けとして家の戸にくくり付けたり、ヘビを追い払うために枝を焚いたりしたようです。

 

また、1870年にフランスで天然痘が流行ったとき、病院などでは空気を浄化する目的でジュニパーの枝を燻煙に用いたという記録が残されています。

 

エッセンシャルオイルにはベリー(漿果)のみを蒸留したジュニパーベリーと実の付いた枝ごと蒸留したジュニパーブランチがあります。エッセンシャルオイルに含まれる成分が異なるので使い方も異なります。デリケートな蒸留技術が要求されるエッセンシャルオイルの一つです。

 

アロマテラピーにご使用になられる場合には、書籍サイト等をご覧になり、ご自身の責任と管理の下に行ってください。

 

※植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。

ジュニパー・ブランチ