今日では希少となったフランスでオーガニック栽培されたローマンカモミールのエッセンシャルオイル。
約85%がエステル類(アンゲリカ酸2-メチルブチル、アンゲリカ酸イソブチル、アンゲリカ酸メタリル、イソ酪酸イソブチル、イソ酪酸2-メチルブチルなど)で占められています。
ウッディな香りのするα-ピネンなどの含有量が少なく、フローラルでフルーティーな香りのするエステル類のアンゲリカ酸などが多いのが特徴です。
花とりんごやトロピカルフルーツを想わせるフローラルでフルーティーな甘い香りに、少量含まれているピノカルボンやtrans-ピノカルベオールといった成分が、フレッシュでミンティ、そして爽やかなハーブらしいニュアンスを添えています。
フランスでは八重咲きの花が満開になる7~8月頃に収穫し、すぐに水蒸気蒸留されます。デリケートな蒸留技術が要求され、収油率は僅か0.1~0.2%です。
ラベンダーやプチグレン、ネロリ、ローズ、ゼラニウムなどと相性がよいエッセンシャルオイルです。
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