Herba HELVETICA

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植物について

ローズマリー Rosmarinus officinalis

ローズマリーの特徴

科名:シソ科

エッセンシャルオイルの抽出部位:花が咲いている全草

エッセンシャルオイルの特性成分:生育条件によって成分は異なります。

 

ローズマリーRosmarinus officinalisは、生育条件(産地など)によって成分が異なる植物です。生の葉を嗅いでも違いがわかります。この産地によって香りが異なることに気が付いたのは料理人でした。エッセンシャルオイルはケモタイプと呼ばれ、学名が同じでも生育条件、つまり産地などによって成分が異なります。 

 

学名で分類することができないので、学名の後に、そのローズマリーに特徴的な成分名を併記して、ローズマリー・シネオール(1,8-シネオールを多く含むローズマリー)、ローズマリー・ベルベノン(ベルベノンを多く含むローズマリー)、ローズマリー・カンファー(カンファーを多く含むローズマリー)と慣用的に呼ばれています。 

 

アロマテラピーでよく用いられるのは、慣用名でローズマリー・シネオールと呼ばれる 1,8-シネオールの含有量の多いものと、ローズマリー・ベルベノンと呼ばれるベルベノンの含有量の多いエッセンシャルオイルです。 

 

ローズマリー・カンファーと呼ばれるエッセンシャルオイルも市場には多く出回っていますが、その名前の通りカンファー(樟脳)が多く含まれるので取扱には注意が必要です。 カンファーはケトン類に属する芳香分子で、神経毒性と肝毒性があります。日本でも樟脳という名称で昔からタンスの防虫に用いられてきました。

 

しかし、その問題意識はまだまだ希薄で、巷では「ローズマリー」「Rosemarinus officinalis」としか表記されていない素性不明のエッセンシャルオイルが流通しています。  

 

最も汎用性があり、安全なエッセンシャルオイルはローズマリー・シネオールです。1,8-シネオールを多く含み、カンファーが少ない、マイルドでさわやかな香りが特徴です。

 

料理などにも使われるローズマリーらしい香りのするのはローズマリー・ベルべノンと呼ばれる、酢酸ボルニルとベルべノンを多く含むタイプのローズマリーです。

 

アロマテラピーにご使用になられる場合には、書籍サイト等をご覧になり、ご自身の責任と管理の下に行ってください。

 

※植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。

ローズマリー・シネオール