科名:シソ科
エッセンシャルオイルの抽出部位:花
エッセンシャルオイルの特性成分:リナロール、リナリル・アセテート、カンファーなど
真正ラベンダーLavandula angustifoliaとスパイクラベンダーLavandula latifoliaとの交配種です。花穂も真正ラベンダーよりも大きく、花付きもよいのが特徴です。プロヴァンスで紫色の大きな畝を作るのはラバンジンです。
ラバンジンには主に3種あります。スーパーsuper、アブリアリスabrialis、グロッソgrossoです。アロマテラピー用のエッセンシャルオイルはスーパーとアブリアリスです。グロッソは収油率が高く、石鹸などの工業用の香料として用いられます。
成分構成から見ると、ラバンジン・スーパーは真正ラベンダー寄り、ラバンジン・アブリアリスはスパイクラベンダー寄りです。
ラバンジン・スーパーの香りは真正ラベンダーによく似ていますが、真正ラベンダーのような繊細さはありません。真正ラベンダーにはほとんど含まれていない1,8-シネオールとカンファーが、真正ラベンダーよりも若干多く含まれています。
アロマテラピーにご使用になられる場合には、書籍やサイト等をご覧になり、ご自身の責任と管理の下に行ってください。
※植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。