科名:シソ科
エッセンシャルオイルの抽出部位:花
エッセンシャルオイルの特性成分:リナリル・アセテート、ラバンジュリル・アセテート、リナロール、β-カリオフィレン、クマリンなど
フランスはプロヴァンスに昔から伝わるラベンダーの話は野生ラベンダーのもので、その長い歴史からみれば、栽培されるようになったのはごく最近のことです。
野生と栽培の違いは分析による数字には現われてこない、その香りや使い心地ではっきりと違いがわかる、我々の感覚に訴えてくる「野生の植物が持つ生命力」としか言いようのないインパクトの強さ、深さにあります。やさしくて澄んだ香りが心を癒します。
しかし、今日では野生ラベンダーの生息圏は狭まるばかりで、そのエッセンシャルオイルは大変稀少なものとなってしまいました。
アロマテラピーにご使用になられる場合には、書籍やサイト等をご覧になり、ご自身の責任と管理の下に行ってください。
※野生ラベンダーの学名は、Lavandula angustifolia、Lavandula officinalisと表記される場合もあります。