科名:フトモモ科
エッセンシャルオイルの抽出部位:葉の付いた枝
エッセンシャルオイルの特性成分:テルピネン-4-オール、γ-テルピネン、α-テルピネンなど
オーストラリア北東部のニューサウスウエールズに住んでいた先住民族アボリジニーは、この地域の湿地帯に数多く生育している植物ティーツリーMelaleuca alternifolia の治癒力を古くからよく知り、さまざまな傷の手当てに利用していました。
また、皮膚病や怪我を治す不思議な力があると彼等に信じられていた「魔法の池」は、周りにティーツリーの樹木が茂り、その葉が池に落ち、優れた成分が水に滲み出していたためではないかと言われています。
英語の慣用名ティーツリー(Tea tree=茶の木)の由来は、キャプテン・クックと共に世界一周航海に旅出た英国の植物研究家・探検家のジョセフ・バンクス卿が 1770 年オーストラリアに辿り着いた際、ティーツリーの葉をお茶の代わりにして飲んだことからとされています。
アロマテラピーにご使用になられる場合には、書籍やサイト等をご覧になり、ご自身の責任と管理の下に行ってください。
※植物およびその抽出物(精油)の一般的な性質を紹介するものであり、製品の効果効能を示したものではありません。