当地(東京・国立)の大学通りの桜は今年も見事です。開花後に寒い日があったせいか、花持ちがよいように感じましたが、週末は花吹雪になっています。これもまた美しい光景です。
花より団子という方には、桜餅や桜湯など、飲食で味わう「桜」も沢山あります。
塩漬けの花(桜湯)や葉(桜餅)にして利用されているわけですが、それは塩漬けにすることによって、クマリンという物質が生成され、特有の甘くてほろ苦い芳香が生成されるからです。
クマリンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。生の桜の花や葉にはほとんど匂いがありません。塩漬けの葉には食感のよいオオシマザクラ(写真)が用いられるそうです。
桜餅と言えば江戸向島の長命寺が発祥と言われ、いまも引き継がれています。
関東風は小麦粉の皮で餡をくるむ、関西風はもち米で餡をくるむ(道明寺)そうです。さらに、桜の葉2~3枚で餅を挟むものと、1枚で餅をくるむものがあります。
皆様はどのタイプがお好きですか?
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