寒さも本格的になり、風邪も流行ってきました。インフルエンザも流行期に入ったとか。「風邪に負けないように、しっかり睡眠を取りましょう」とよく言われています。
風邪の原因ウイルスを点鼻薬で投与して、睡眠時間と風邪の発症を調べた研究*では、睡眠時間5時間未満では風邪の発症率が45%、5~6時間が30%、6~7時間が23%、7時間以上が17%でした。睡眠時間が6時間以下と7時間以上を比べると明らかですが、睡眠時間が短いと風邪にかかりやすいという結果が得られました。
アロマテラピーでも睡眠をとても大切に考えます。安眠のためのファーストチョイスはラベンダー。入眠を促すリラクセーションのマッサージにも最適です。就寝前にみぞおちに擦り込んで、手についた香りをゆっくりかぎます。
Reference:
*Aric A. Prather, Denise Janicki-Deverts, Martica H. Hall, Sheldon Cohen, Behaviorally Assessed Sleep and Susceptibility to the Common Cold, Sleep, 2015 Sep 1, 38(9), pp.1353–1359.
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